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​認知症について

牡丹の花束

認知症とは

認知症とは、病気によって脳の神経細胞が壊れたり、働きが悪くなることで認知機能の低下が起こり、社会生活や日常生活に支障が出てくるようになった状態です。

認知機能とは記憶、判断力、時間や場所の見当識などのことです。誰でも年齢を重ねるともの覚えが悪くなったり、人の名前が思い出せなくなったりしますが、こうした「もの忘れ」は脳の老化が原因で、認知症とは異なります。

もしも認知症になっても、自尊心があります。認知症の症状にばかり気にするのではなく、その方の変わらぬ本質をしっかり見てください。

また介護する際、ついすべてのことをやってしまいそうになりますが、できることはご本人にしてもらい、必要な場合に手助けをしてあげてください。

また、認知症の方がさまざまな症状を示した時には、その根本の理由を考えてあげてください。それは不安感や寂しさかもしれませんし、周囲の働きかけが間違っていたり、環境の変化かもしれません。日ごろご本人と接している介護スタッフや医師などと十分話し合うことが大切です。

​認知症があっても暮らしやすい社会を目指して

現代は、認知症が他人事ではない時代です。だからこそ、認知症について真剣に考え、認知症になったとしても安心して生活できる社会を目指します。

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